中伊豆ワイナリーヒルズは、日本ワインを生産しているワイナリーのほか、直営ホテルや牧場、スポーツ施設など、たくさんの施設があります。
公式サイト:今回は、ワイナリーと直営ホテルを利用してきたので、詳しくご紹介していきます。
Contents
『中伊豆ワイナリーヒルズ』へのアクセス
伊豆箱根鉄道「修善寺駅」から無料シャトルバスが便利
最寄駅となる伊豆箱根鉄道「修善寺駅」から、1時間に1本、無料のシャトルバスが出ています。
所要時間は約20〜30分程度。
建物の目の前まで連れていってもらえるので、とっても便利です。
タクシーで移動する場合は、「修善寺駅」にタクシー乗り場があります。
私はシャトルバスの時間が合わず、タクシーを利用しましたが、約2,000〜2,500円程度かかりました。
『中伊豆ワイナリーヒルズ』ワイナリーのレポ
シダックス株式会社の創設者 志太氏が、地元にワイナリーを作りたいという想いのもと、創設された『中伊豆ワイナリーヒルズ』。
ワイナリーエリアと、宿泊施設エリアに分かれていて、牧場やチャペルまで併設されています。
まず目に入るのは「広大なぶどう畑」
シャトルバスで、ワイナリーエリアに向かうと、10ヘクタールという広大な伊豆高原に佇む、ぶどう畑がどどーんと目に入ってきます。
約10種類のぶどうの木が、約2万本も育てられているのだとか。
実際にぶどうを育てられている方は、真っ黒に日焼けされていました。
西洋を思わせる4階建ての「ワイナリー」
シャトルバスは、ワイナリーの目の前に到着します。
中に入ると、ガラス貼りになった正面口からは、先ほど見えていたぶどう畑が。
到着すると、職員の方が無料で館内をガイドしてくれます。
1階:ワイン工場・ワインセラー
ワイン工場では、実際に収穫したぶどうを、ワインへ醸造していきます。
実際にワインが作られているところを、見ることは出来ませんでしたが、醸造している様子は動画にて見学することが出来ました。
また、ワインセラーには、数々の歴史的なワインが貯蔵されていて、ワイン好きには堪りません。
私はあまりワインに詳しくなかったのですが、ガイドの方が詳しく説明してくれるので、初心者でも十分楽しめます。
2階:ワイン販売・試飲エリア
(出典:https://sdx-store.com/)
ここでは、ワインの購入および試飲を行うことが出来ます。
試飲には有料と無料のものが。
無料の試飲では、赤ワインと白ワイン両方を楽しむことができ、ぶどうジュースやぶどう酢もあるため、お子さんでも楽しめます。
有料の試飲も100円から楽しめるので、とってもお手頃でした。
3階:ブライダルサロン
ワイナリーに併設されている「チャペル」で、結婚式を挙げる方の打ち合わせスペース。
牧場も完備されているので、馬と一緒に、ぶどう畑でウェディング写真が撮れるのだとか。
4階:レストラン
(出典:https://www.shidax.co.jp/winery/restaurant/napa-valley.html)
ワインにあった、お食事を楽しめるレストラン。
ランチ・ディナー共に運営されていますが、ディナーは予約者のみとのことでした。
ランチはアラカルトもあるので、気軽に楽しめます。
また、併設されている牧場には「ステーキハウス」もあるので、お肉好きの方にはオススメ。
屋上:撮影ポイント
屋上からは、一面のぶどう畑を楽しむが出来ます。
私が訪れた際は、天気がとてもよく、富士山がくっきりと見えました。
また、少し階段を登ると、そこには1トンの重さがある「鐘」が。
ものすごい音量で鳴り響くので、お子さんと鳴らすときは注意です!笑
『中伊豆ワイナリーヒルズ』直営ホテルのレポ
この『中伊豆ワイナリーヒルズ』には、ワイナリーだけではなく、中伊豆温泉 ホテルワイナリーヒルもあるのです。
自宅に帰ることを考えなくて良いので、安心してワインを楽しめるが良いですよね。
宿泊したのは『洋室ツインルーム』
今回は1人旅だったため、コンパクトにまとめられた『洋室のツインルーム』を予約。
広さは19㎡で、1人で過ごす分には、余裕のある空間でした。
お部屋には『サービスワイン』付き
お部屋に到着すると、まず目に入ってくるのが、サービスワイン。
今回はホテル設立20周年ということで、記念のワインが置かれていました。
お部屋についた瞬間に、ワインを楽しめるのが良いですよね。
シャンプーや化粧水はお好みのものを
ホテル内に大浴場はありますが、お部屋にもお風呂がついています。
水回りは綺麗に清掃されていて、必要最低限のアメニティも。
ホテルのロビーに、好きなシャンプーや化粧水など、必要な分だけ使えるように準備されているので、個人的には不満はありませんでした。
館内は浴衣とスリッパで過ごしてOK
館内では、食事も含めて、浴衣とスリッパで楽しめるようになっています。
スリッパもフカフカで、浴衣のサイズ違いはロビーに置いてあるので、一目を気にせず借りられます。
連泊では客室清掃が入る
コロナの時期においても、連泊ではお部屋を掃除してもらえます(2021年8月現在)。
ホテルによって、連泊の場合に清掃が入らないケースもあるので、サービス精神が素敵だなと思いました。
バイキングでワインが飲み放題!
今回は、朝食と夕食のバイキング付きプランを予約。
朝食では、伊東や伊豆の郷土料理もラインナップに。
洋食・和食と両方があり、飲み物もドリンクバー形式で楽しめました。
夕食では、バイキング前に3種類の小料理とお刺身、そして茶碗蒸しが出てきます。
メニューは日によって、少し変わっているようでした。
そして、なんといってもワインが飲み放題!
赤白どちらのワインも、好きなだけ楽しむことが出来ます。
有料でビールやそのほかのワインも楽しめるため、お酒好きにはありがたいですね。
天然温泉が24時間楽しめる
朝10〜11時頃の清掃時間を除いて、1日中『天然温泉』に入り放題。
大浴場は、男女で決まったお風呂があり、日付が変わっても入れるお風呂の種類は同じでした。
家族だけで利用できる、貸切風呂もあって、フロントで予約をしておけば、自由に入ることが出来ます。
水着で楽しめる温泉・プールまで
館内には、水着で楽しめる、屋外温泉も完備されています。
小学生くらいのお子さんなど、家族連れが多く利用されていました。
また、屋外リゾートプールもあり、時期によっては夜もライトアップされています。
『中伊豆ワイナリーヒルズ』に訪れた感想とまとめ
まるで『大人のテーマパーク』
メインとなるワイナリーだけでなく、料理や温泉、牧場やプールまで、色んな楽しみ方をすることができ、終始心が踊る場所でした。
ワイナリーと、直営のホテルが近いため、次の日のことを考えずに、全力で楽しめるのもポイント。
また、天気が良い日には富士山も見え、自然豊かな景色に心が洗われました。
普段、社会人生活に心をすり減らしている方や、最近ゆっくり出来ていないなという方に、とってもオススメです。
高級感より「お得感」
お食事はバイキング形式、温泉は大浴場、移動はシャトルバスのため、お高い宿のような高級感はあまりありません。
ホテル設立20周年ということもあり、少し古い印象は受けますが、お部屋自体はすごく清潔感があります。
手厚いおもてなしのサービスよりも、自分で好きなようにワインや温泉を楽しみたい、といった方にはとてもぴったりだと思います。
連泊するのがオススメ
都内から移動する場合、片道約2〜3時間程度かかるため、次の日がチェックアウトだと、少し慌ただしくなります。
到着した当日はホテルや温泉、プールを楽しみ、次の日はワイナリーへ移動してみるなど、時間に余裕を持ったプランの方が、よりのんびり過ごすことが出来ます。
せっかくの機会ですので、時間をたっぷりとって、満喫してみてくださいね。